指標欄の見方 その1
マーケット総合ページの主要指標欄を見ると、株式市場全体の動きがわかります。各指標が何を示しているのか、その特徴は何かをしっかり理解しておく必要があります。
指標の中で株式市場がどのくらい活発かを示しているのが、出来高(売買高)と売買代金です。出来高は、売買の成立した株数です。売りが1万株、買いが1万株で出来高1万株というように、売りと買いを1セットにして数えます。
一般に株価が上昇していくときは、売買が活発に行われるので出来高が増え、株価がさがっていくときは出来高は減っていきます。売買代金は、株式市場で売買された金額で、「出来高×株価」で計算します。売買単価は売買代金を売買高で割った数字で、1株あたり平均していくらで売買されたかを表します。
時価総額とは、発行されているすべての株式の数(発行済み株式数)に、その日の終値をかけたもので、各銘柄の時価総額を合計したものが、株式市場全体の時価総額になります。各銘柄の時価総額は、その企業が資産としてどのくらい価値があるかを示すもので、時価総額が大きいほど価値が高いと考えられます。
純資産倍率・株価収益率はそれぞれ市場平均のPBRとPERです。この数字と個別銘柄のPBR、PERを比較することで、株価が割高か割安かを判断できます。