移動平均線とは

移動平均線とは、アメリカのグランビルという人が考案した、過去のある期間の終値の平均をグラフで表したものです。これと毎日の株価(終値)のグラフを組み合わせて4、今後株価が上がるのか下がるのかを予測し、相場の方向性を判断します。

平均を取る期間が25日のものを短期線、75日のものを中期線、200日のものを長期線といい、中長期的な投資は、中期線・長期線が、短期的な投資には短期線が使われますが、移動平均線は通常、中長期投資向けの判断材料にされています。

移動平均線には、中期線と長期線を重ねて、そのパターンから買い時・売り時を判断する方法があります。長期線が上昇しているときに、中期線がこの長期線を下から追い越すことをゴールデンクロスといい、これは買い時とされます。また、中期線が下降していて、上から長期線を突き抜けることをデッドクロスといい、これは売り時とされます。

グランビルは、株価は過去の値動きと同じように動くという経験から、移動平均線と日々の終値を結んだ線の重なり方のパターンを、4つの買い時と4つの売り時に分類しています。これが、グランビルの法則で売買タイミングを測るめやすとして広く用いられています。

[移動平均線] ブログ村キーワード

広告

カテゴリー: 株式投資のテクニック | Tags: , ,


広告

株主優待生活の上へ