株価欄の見方 その2

株価欄の終値の右には前日比として、その日の終値と前日の終値との比較が出ています。△は前日より価格が上がったことを示し、▲は下がったことを示します。△20なら20円上がったことを表し、0は前日と同じ、-ならば売買が成立しなかったという意味です。

売買不成立のとき、買い注文はあったが売り注文がなかった場合は、参考価格として買い手の示した価格を載せ、前日比の欄にカイのマークを入れます。売り注文があったが買い注文がなかった場合は、同様に参考価格とウリのマークで示します。このような参考価格を気配値といいます。

株価は買い注文と売り注文の受給バランスで決まりますが、値動きがあまりに極端だと適正な価格での取引ができません。なので、証券取引所では1日のうちに極端に大きく株価が変動しないように、株価の変動範囲を設けています。これを値幅制限といい、この値幅を超えた価格での指値注文は出せません。株価がこの制限の上限に達することをストップ高、下限に達することをストップ安といいます。

前日比の右側の数字は、その日に売買が成立した株数です。これを出来高あるいは売買高といいます。単位は1000株(売買単位が1株、10株、50株の場合は1株)です。出来高が多いということは、その銘柄の株が活発に売買されていることになり、一般に発行株数の多い銘柄ほど出来高も多くなります。

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