売買の注文の仕方
証券会社に口座を開設したら、株の買い注文をして、株を購入します。売買注文は証券会社のHPで行えます。店舗型の証券会社では店頭へ出向くか、電話で注文します。
注文を行うのに必要なのは4項目です。
1.銘柄:銘柄(企業名)を指定します。上場企業の中には似通った名前があるので、会社四季報などで証券コードを調べておくと間違いを防げます。
2.株数:株には売買可能な単位があります。100株が単位の銘柄であれば、100株、200株、1000株といった100の整数倍で買います。売買単位は1株だったり1000株だったりするので、新聞の株式欄や会社四季報などで確認しておきましょう。
3.指し値か成り行きか:指し値は「○○円で買う」といった値段を指定する方法です。成り行きは、「いくらでもいいから買う」という方法です。証券取引所は成り行き注文を優先して売買を行うので、指し値注文だとその日のうちに取引が成立しない場合があります。成り行き注文ならほぼ確実に売買が成立しますが、予想外の高い価格になることもあります。
4.注文の有効期間:「今日1日」、「今週いっぱい」のように指定します。期限の区切り方は証券会社によって異なります。
注文の売買成立は証券会社のHPの約定照会等のページで確認することができます。店舗型の場合は2~3日後に取引報告書が送られてくるので、内容を確認しておきましょう。株を売る場合も同様です。