株価を動かす要因
株価は毎日めまぐるしく変化しており、株価の変動は株取引が活発に行われていることを示しています。
株を売りたい人が多いと株は下がり、株を買いたい人が多いと株価は上がります。株価を変動させる要因を材料といいます。株価の上昇につながる要因は好材料、下落につながる要因は悪材料といいます。
株価を変動させる材料のなかで中心となるのは、個々の企業の業績と将来性です。業績がよく、将来の成長が見込めるなら高い配当が期待できるので、その企業の株を買う人が増えます。これは好材料といえるでしょう。
企業の業績がよくても、株式市場が低迷していると株価は上がらないことがあります。また市場全体が加熱していると業績に関係なくどの企業の株も一様に上がることも起こります。
個別の銘柄に関する要因としては、企業動向である合併、買収、新製品の開発などがあり、株式市場に関する要因としては、市場での人気、投資家の動向、為替、金利、景気、海外市場、国際情勢などが挙げられます。