企業動向と株価の関係
業績を左右するような企業の動きは、株価に影響を与えます。
新製品の開発や新発明、新サービスなどは画期的なものであれば、企業業績に大きく貢献すると判断され株が上がりやすいです。
新しい工場や店舗などの建設、新しい機械の導入などの新規設備投資は、製品やサービスがたくさん売れていると判断され、株価の上昇につながります。採用人員の増加も同様です。
また、採算の悪い事業部門の切り離しや業績の悪い事業からの撤退、不良資産の売却なども企業の体力回復につながると考えられて一般的に好材料に捉えられます。
企業の合併や買収も株価上昇に繋がります。企業の規模を大きくすることで商品力、営業力、財務力を強化し、ライバル企業に対して有利になります。他には企業同士が強力し合う業務提携も好材料として捉えられます。
しかし、買収にはお金がかかり、企業の財務を圧迫することもあります。合併や買収の効果があまりなく、企業価値がアップしてないと投資家が判断すれば株価が上昇することはありません。