景気と株価の関係

株価を動かすものは企業の業績で、これは景気に大きく影響されます。

景気は生産と消費によって決まります。モノを生産しそれを消費(買う)する量が多ければ好況(景気が良い)、モノが売れず、企業が生産を減らす状況が続けば不況(景気が悪い)ということになります。

過去の景気を見ると、不況→景気回復→好況→景気後退→不況という感じで好況と不況が交互に移り変わっています。株価もこの景気のサイクルにしたがって変化していますが、実際の景気より先行して動く特徴があります。

不況のときは景気刺激策として、金利の引き下げ等が行われて資金が株式に流れます。その結果株価が上昇しますが、このような状況を金融相場といいます。景気回復期には企業業績も回復し株価も上昇しますが、これを業績相場といいます。

景気が回復すると物価が上昇するので、それを抑えるために金利が引き下げられます。その結果資金が株式市場から流出するので株価が下がり始めますが、これを逆金融相場といいます。さらに景気が後退して株価が下落することを逆業績相場といいます。

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