株価の変動について
株の値段は上がったり下がったりします。株は欲しい人がたくさんいれば、売ったときの儲けを多くしたいから値段が高くなります。逆に売りたい人がたくさんいれば、売りやすくなるように値段が下がります。
株は元々は成長する見込みがある企業に出資して利益が出たら配当をもらうものです。しかし、多くの人が企業の株を売り買いするようになった結果、株式市場というものが出来ました。これは配当を得ることよりも株を売買して利益を得ることがメインになっています。
株が売買されることで株価が生まれました。さらに個々の企業が集まって株式市場全体の価格が作り出されます。これを株式相場といいます。
株価が変動する理由は様々ですが、基本的には企業の業績が株価を動かします。業績がよければ配当がたくさん出ます。企業の業績は様々な要因によって左右されます。
例えば自社ビルの売却があった場合、経営が苦しいのか?と思う投資家もいれば、売却資金で事業を拡張するのだろうと思う投資家もいます。前者は株を売ろうするでしょうし、後者は株を買おうとします。これが株価が変動する理由です。