取引所の仕組み
全国の証券取引所のうち、東京、大阪、名古屋の取引所は1部と2部に分かれています。東証1部は、上場基準が最も厳しいです。
東証2部に上場している企業でも、会社が成長して1部の上場基準を満たすようになると1部へ移ることができます。逆に1部上場の基準を満たされなくなったら2部へ指定替えされたり、上場そのものが廃止されることもあります。
一般の投資家が直接証券取引所へ行って株を売買することはできません。証券取引所は会員制になっており、会員になっている証券会社だけが取引に参加できます。投資家は証券会社を通じて取引所に売買の注文を出すという仕組みになっています。
証券取引所は以前は広大なフロアで大勢の人が身振り手振りでサインを出しながら株取引を行っていましたが、今はコンピュータによるシステム取引になっています。
