るいとうのやり方
るいとう（株式累積投資制度）は、ミニ株よりさらに少ない金額で株を買うことができます。これは、るいとう用の口座を開設し、1銘柄につき1万円以上1000円単位の金額を設定して、毎月一定の日にその金額でその銘柄の株を買えるだけ買っていくというものです。
ミニ株で買えなかった売買単位が1株の銘柄も買うことができます。株の売却はいつでも行え、株価は翌日の寄り付きの価格になります。
るいとうは、ある銘柄を毎月同じ金額分で買っていきますが、株価は毎日変わるので買える株数は毎月異なります。株価の高い月は少なくなり、安い月は多く買うことになります。トータルで見ると1株当たりの株価は平均され、結果としてリスク分散されることになります。この手法はドル・コスト平均法と呼ばれます。
るいとうは、ミニ株と同様に買った株は証券会社名義となり、株主に議決権はありません。配当金は、持ち株数に応じて案分され、次の買い付けのときの代金に充てられます。株を買い足して1単位になったものは、名義を書き換えることができます。単元株はるいとう口座から引き出し、通常の口座を設けてそちらに移します。
るいとうは短期売買でキャピタルゲインを得るより、中長期に株を買い付け、保有していくことが目的です。また、るいとうを扱っている会社は限られており、扱っていても全銘柄が対象ではないので注意しましょう。
