会社の資金調達方法

企業が事業資金を集める方法はいくつかあります。

1つ目は銀行などの金融機関から資金を借り入れる方法です。金融機関は企業に貸し付ける資金を我々の預金から調達しています。我々のお金が銀行を経由して企業へ渡っているので、企業が金融機関からの借入よって資金を調達する方法を間接金融といいます。

これは金融機関からお金を借りている状態なので、期限までに元金と利子を金融機関に返さなければいけません。借入金は自分のものとはならないお金です。

2つ目は株を発行して企業が我々から直接資金を集める方法です。これを直接金融といいます。株主から集めた資本金は借入金と異なり、株主にお金を返したり利子を払ったりする必要はありません。これは自分の(企業の)財産となります。

3つ目は社債を発行する方法です。社債とは会社が発行する債券です。債券は一種の借用書で、不特定多数の人からお金を借りることになります。期限が来たら借りたお金と利子分を返します。これは金融機関と同じ部分ですが、社債は別の人との間で売買することが可能であるというところが異なります。

社債には通常の社債(普通社債)、転換社債(株に変換できる社債)、ワラント社債(新株引受権付き社債)などがあります。

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