トレンドラインとは
ローソク足は、一つ一つの形や隣合ったものの並び具合から株価を判断することができます。ローソク足を横に並べていったときの連続の仕方から、相場の大きな流れをつかむ方法もあります。これをトレンド分析、あるいはパターン分析といいます。
トレンドをつかむには、個々のローソク足を線で結び、その形を単純化します。株価は小さな山と谷を作りながら、大きな流れを作っています。それぞれの山と谷を直線で結び、この2つの線の傾き具合から、株価の傾向を読み取ります。
例えば、上の線と下の線が両方とも右上がりなら、株価は上昇中であり、株価が下の線よりさらに下へ動くと、上昇から下降へ転じる判断ができます。逆に、両方の線が右下がりなら、株価が少しずつ下降していますが、株価が上の線より上へ動けば、上昇へ転じます。
上の線も下の線も水平の場合、株価は一定の範囲で上昇と下降を繰り返しています。このようなとき、株価はボックス圏にあります。株価がこの圏内から離れるときが、上昇または下降への転換点となります。
カテゴリー: 株式投資のテクニック | Tags: トレンドライン, ローソク線, 株価